児童文学作家 今西乃子(いまにしのりこ)個人ホームページ l 教育 l 子供 l 子育て l 人権 l ペット l 犬 l

児童文学作家・今西乃子(いまにしのりこ)オフィシャルホームページ

ひとりごと

2007年05月31日

取材開始です

何だか、今年はのんびりしすぎちゃったようで・・・。年末頃出す本の原稿を二月頃までに書き上げ、
新しい企画書を提出して、今まで仕事らしい仕事していなかった・・・。
来週から、また新しい本の取材に入る。今度は犬の本じゃありません。もっと社会的なテーマです。
魂を投入してかからないとならないような・・・。
今西、腰を据えてがんばります!!
新しいパソコンも分割払いで買ったし・・・。
これで快適に原稿書きもできそうです。

2007年05月30日

未来ちゃん,命の尊厳を伝える!!

%E5%91%BD%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7.jpg
学校などの講演会で今後、未来ちゃんの啓蒙活動にご期待を!!

未来ちゃん講演会

%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%88.jpg
今週末、地元の公民館で、未来ちゃん同伴の講演会がある。
未来ちゃんが講演会や学校の授業に行くのは、これで三度目。
注意することは未来ちゃんにストレスがかからないようにすることで、未来ちゃんの登場は、講演最後の15分から20分程度にしている。
今後、中学校、少年院などの講演会の同伴を予定している。
未来ちゃん、がんばってね!!

2007年05月29日

何が伝えられるのだろう?

今朝、以前ブログに書いた、少年院の先生から連絡があった。
先日、こちらから電話をして、未来ちゃんの「命のバトンタッチ」を送ったので、そのお礼にご丁寧に
お電話をいただいたのだ。
ぜひ、年内に未来ちゃん同行の講演会を実施したいと、私も先生も思っていたので、近く、未来を連れて、少年院の講演に出向くことになると思う。
未来という小さな犬の命ではあるが、その命の存在を伝えることで、少年たちに何が伝えられるのか、
私も今から心待ちにしている。
そういえば、昨日、ある京都の進学塾の先生とランチをして話していたのだが、学校と塾との違いについて大変興味深い話を聞かせていただいた。
たとえば今、問題とされているイジメについて-。
「みんな仲良くしましょう」が、学校の先生の子どもたちへのお言葉。
「みんな仲良くしましょうは無理」が、その塾の先生の子どもたちへのお言葉。
私も、みんな仲良くしましょうは無理だと思う。
人間、気が合う人もいればそうでない人もいる。無理に仲良くしようと思うから、いじめが出るんではないの???
無理に仲良くしなくてもいい。でも、必要最低限のルールの中で、お互いじょうずに付き合っていく。
これが大人になるってことじゃない?
弱いのに、強くなる必要もない。弱いなら弱いなりの生き方がある。自分のことをよく理解し、自分自身と向き合って上手に付き合っていく。これこそが成功と幸せの秘訣、と、その塾の先生が言っていた。
なるほどなあと思う。
思えば、未来ちゃんも、自分がほかの犬のように早く走れるとは思っていない。また、走ろうとも思っていない。彼女は犬なりに、自分の弱点をよく理解し、それと上手に向き合っているのだと思う。
その弱点(ハンディ)があるからこそ、今のすばらしい性格を築き上げることができたのだと思う。
弱いところを克服するより、長所を伸ばすほうがいいに決まっている。
だからこそ、未来はきらきらと輝いているのだ。飼い主の私が言うのも変だが、未来は本当にキラキラの子だ。
その未来を少年院に連れて行くことで、少年たちに、言葉ではない何か重要なメッセージを伝えられるのではないか。
今年、いつ訪問できるかわからないが、ブログでその結果を報告したいと思う。


2007年05月25日

バングラデシュの少年ジュトン

著書「ぼくの夢は学校へ行くこと」(佼成出版刊)から5年が過ぎようとしている。
本書の主人公、ジュトンは、ESAアジア教育支援の会から教育費をサポートしてもらい、紅茶畑の軒下教室から全寮制の中学に通うこととなった。
それから5年。先日、ESAの事務局の方がバングラに行き、ジュトンに会ってきたとのこと。
ジュトンから私宛の手紙、そして写真を同封した封書を送ってくれた。
ベンガル語しか話せなかった少年は、今では英語を話し、私宛の手紙を英語で達筆な英語で書いているではないか!
今も彼の夢は、著書でも書いたとおり、医者になることなのであるが、現地の学校の先生によると、彼の理数系の成績はあまりかんばしくなく、その代わり、文系はずば抜けて優秀とのこと。
成長したジュトンの姿は写真で見るだけでも頼もしい限り!!
医者にならなくても、どんな仕事でもいい。彼が自立できる日を願ってやまない。
著書で述べたとおり、本当の支援とは、支援を受けている人間にとって名誉なものでなければならないとの思い通り、ジュトンは、日々成長していっているようで、涙が出るほどうれしかった。
ジュトンが将来、きちんとした仕事に就けるようになれば、今度は支援を受けているジュトンが
誰かを支援する立場へとなる。真の支援とはそういったものだ。
私が手がけるノンフィクション。それは本の中の物語が終わっても、主人公は今も成長し、行き続けているのである。
ジュトンの成長を心から応援したいと願う今西であった。

2007年05月24日

少年院にいた少年からの手紙

欝気味であったことで、ずいぶんご無沙汰していたブログ・・・。
まだ、気分が晴れたわけではないのだが、そろそろ再開してみようと思った。
というのも、一昨日、あるひとりの青年から自宅に手紙が届いたからだ。
しかも、3年ぶりになる。

手紙が届く二日前、私は、この少年と初めてであった少年院の院長のことを考えていた。
私がその先生と出会ったのは、私が書いた「ドッグ・シェルター」の講演会を頼まれたのがきっかけだ。
先生は、その後、二度転勤となり、この四月に別の少年院に移ったと連絡をいただいたばかりだったが、直接話はしていなかった。
そのせいもあるだろうが、私は、先生のことをふと思い出し、先生の転勤になった少年院でまた講演ができたらいいなあと考えていたのだ。
その矢先、なんと、3年ぶりに来た、その青年からの手紙。
その子は、私が講演に訪れた少年院に入院中、何度か手紙を書いて送ってくれていた。
私もそのたびに返事を書いて出したが、その後、退院直前の手紙を最後に、連絡は途絶えてしまっていた。

久しぶりの手紙、しかし、残念なことに、その手紙の差出人住所はある少年刑務所のものだった。
青年は、再犯を犯し、少年刑務所に服役中という。
まじめに更生すると私に誓ったのに、その誓いを破ってしまい、手紙など出せなかったのだと、そこには書かれていた。
自分の弱さを責め、今何をするべきかを考えているという。
彼の青春の多くは、二度の少年院における入院と、今回の少年刑務所での思い出となってしまったのだ。
毎度主犯格ではない彼は、自分の弱さを身をもって感じていたと思う。
そして、彼が犯罪に走った大きな理由は、彼自身の生い立ちによるものであることも、以前彼からもらった手紙を通じて感じ取れた。
少年院時代に送られてきた彼からの手紙はみんな大切に保管してある。
私は、その手紙をすべて読み返し、なぜ彼が再犯へと走ったのだろうと、考えた。
結論は、彼には守るべき大切な何かがない、ということだった。(あくまでも私の主観だが)
私はすぐに彼に手紙を書き、著書「命のバトンタッチ」を同封して、少年刑務所に送った。
近く、面会に行きたいと、手紙にも添えた。
彼がどんな返事を私に書いてくるのか、私には待つしかないのだが・・・。